低用量ピルでも種類が豊富。自分に合うのを見つけるには?

非常に高い避妊効果が得られるとして人気の低用量ピルですが、詳しく見ると種類がいくつかに分かれているのをご存知でしょうか。

どの種類でも避妊効果があることに変わりはないのですが、種類によっては自分の体質に合ったり合わなかったり何らかの症状が出ることもあります。体質に合わない場合は、頭痛や吐き気などの症状が起こりやすくなるので注意する必要があります。
体にできるだけ負担をかけずに効果を得るためには自分に合ったものを見つける必要があるので、それぞれの特徴や適している人などを知っておくようにしましょう。

ホルモン量の違いで分かれている低用量ピル

低用量ピルは、大きく分けて1相性・2相性・3相性という種類に分けられます。3相性については以前にご説明したので1相性・2相性との違いについてご説明します。

1相性ピル

1相性ピルとは、1シートに入っている全ての錠剤に配合されているホルモンの量が一定となっているものを指します。

全てが全く同じ成分になるので、飲み間違えが無くどの部分から飲んでも問題ないため、プレッシャーもなく気軽に使用することができます。このタイプのピルは生理日の調整が便利に行えるので、ピルの使用に慣れた人ほど愛用者が多くなります。

欧米などの海外でも最もポピュラーなものとして知られており、約60%ものユーザーが1相性ピルを使用しています。

2相性ピル

2相性ピルは、1シートに入っている21錠に含まれるホルモン量に違いがあります。

ある部分でホルモンの量が変わり、2段階に分かれているのです。前半部分の錠剤は黄体ホルモン量が低く配合されており、後半部分の錠剤は逆に黄体ホルモン量が高くなるように作られています。
このように2段階に分けるのは、女性の本来のホルモンバランスに出来るだけ近づけたためです。ピルを使用していない女性は、月経周期の前半に黄体ホルモンが少なく後半になるほど増えていくので、この変化に合わせることで身体に負担をかけずに避妊効果を得ることができるのです。

製造メーカーで成分に違いはある

ざっくりと分けるとこのようなタイプに分けられますが、メーカーや入っている錠剤の数、配合されている成分の違いなどでピルはもっと細かく豊富な種類に分類することができます。

ピルは数か月使えば徐々に体が慣れて頭痛などの症状も出なくなっていきいますが、しばらく使い続けても症状が消え無い場合は体に合っていない可能性があります。人によっては副作用がほとんど出ない場合でもご自身には合わないということはありますので、不調が続く場合には医師と相談しながら違う種類のものへ変更すると良いでしょう。

病院によっては取り扱っていない種類もあるので、事前に問い合わせてみるようにしましょう。